第65回 指導と評価大学講座
2023年7月29日(土)・30日(日)・31日(月)
7月29日(土):プログラム | |||
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時間 | テーマ | 内容 | 講師 |
9:30~ 9:40 |
開講式 | 一般社団法人 日本図書文化協会理事長 前 東京成徳大学学長 新井邦二郎 |
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9:45~ 10:55 |
個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実 | すべての子どもたちが自立的な学習者として育つことのできる学校の要件について、理論的、実践的に考える。 | 上智大学教授 奈須 正裕 |
11:15~ 12:25 |
教師力を高める | ①教師として必要な基本的な資質・能力とは何か、②いい教師であるために必要な条件とは何かを探る。 | 明治大学教授 諸富 祥彦 |
13:30~ 14:40 |
教育評価の基礎基本 -学習指導要領と指導要録- |
現行の学習指導要領が掲げる学力の三要素、主体的・対話的で深い学びなどと指導要録との関係を説明する。 | 法政大学教授 服部 環 |
15:00~ 16:10 |
2軸3類4層構造に基づく組織的・計画的生徒指導 | 文部科学省が公表した『生徒指導提要』デジタルテキストに基づいて、生徒指導体制のポイントを解説する。 | 東京理科大学教授 八並 光俊 |
講師紹介
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上智大学教授 奈須正裕
東京大学大学院教育心理学専攻修了。中央教育審議会教育課程部会委員。学校教育を構成するすべての要素について、その根拠と妥当性を根底から問い直す時期が来ているのかもしれません。
書籍一覧 -
明治大学教授 諸富祥彦
明治大学教授。臨床心理士・公認心理師。ガイダンスカウンセラー。「いい教師の条件-いい先生、ダメな先生はここが違う」(SB新書)他多数。悩める教師の支援活動を長年行っている。
書籍一覧 -
法政大学教授 服部環
筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了(教育学博士)。職場では臨床心理学と精神医学を専門とする同僚に囲まれ、臨床心理学に関心を持っている学生へ心理統計学や心理データ解析法を講義しています。
書籍一覧 -
東京理科大学教授 八並光俊
専門は、生徒指導・スクールカウンセリング。日本生徒指導学会・会長、中央教育審議会・委員、国いじめ防止対策協議会・委員、『生徒指導提要』作成座長等。米国務省より、次世代のリーダーに選出。
書籍一覧
7月30日(日):プログラム | |||
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時間 | テーマ | 内容 | 講師 |
9:30~ 10:40 |
GIGAスクールにおける指導と学習 | 児童生徒一人一台端末の活用を前提とした授業づくりのポイントについて、事例を交えながら解説する。 |
東京学芸大学教授 高橋 純 |
11:00~ 12:10 |
いま鍛えるべき言語力とは | 話す、聞く、書く、読むという4つの活動を関連付け、どんな言語力をどのように鍛えていくべきかを考える。 | 東京家政大学教授 平山祐一郎 |
13:30~ 14:40 |
自己調整学習を促す標準学力検査の活用 | 自己調整学習とは何か、それを促すための手立てとして標準学力検査をどう活用するかを解説する。 |
東北大学教授 宮本 友弘 |
15:00~ 16:10 |
チーム援助による子どものニーズに応じた特別支援教育 |
特別支援教育におけるチーム援助のポイントについて、子どものニーズの把握に焦点をあてて解説する。 | 東京成徳大学教授 田村 節子 |
講師紹介
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東京学芸大学教授 高橋純
教育工学、教育方法学、教育の情報化に関する研究に従事。中央教育審議会や文部科学省における教員養成、教育の情報化に関する委員を歴任。日本教育工学協会・会長、日本教育工学会・理事等。
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東京家政大学教授 平山祐一郎
筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了。博士(心理学)。作文・読書・知能・学習指導の心理学を研究。新聞10紙の書評欄を読むことが趣味。そのため毎週土日の朝に近所のコンビニに出現中。
書籍一覧 -
東北大学教授 宮本友弘
東北大学大学院教育情報学教育部修了。博士(教育情報学)。適切なアセスメントに基づく学力の育成を研究しています。また、東北大学入試センターで入学者選抜の研究と実務に取り組んでいます。
書籍一覧 -
東京成徳大学教授 田村節子
筑波大学大学院教育研究科修了。博士(心理学)。公認心理師、臨床心理士、学校心理士SV、ガイダンスカウンセラー。専門は学校心理学。著書「石隈・田村式援助シートによるチーム援助入門」など。
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7月31日(月):プログラム | |||
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時間 | テーマ | 内容 | 講師 |
9:30~ 10:40 |
協働的な学びを支える学級集団づくり -安定度と活性度- |
多様な特性をもつ子どもたちの、学び合いを支える学級集団の構造と作用を解説する。 | 早稲田大学教授 河村 茂雄 |
11:00~ 12:10 |
「思考・判断・表現」の評価基準の作成方法 -A基準を中心に- |
研修会などで質問の多い「思考・判断・表現」のA基準の作成に役立つ考え方について説明する。 | 一般社団法人 教育評価総合研究所代表理事 鈴木 秀幸 |
13:30~ 14:40 |
「主体的に学習に取り組む態度」の評価と育て方 | 「主体的に学習に取り組む態度」を評価し育てる方法について、自ら学ぶ意欲のプロセスモデルに沿って解説する。 | 筑波大学名誉教授 櫻井 茂男 |
14:40~ 15:00 |
閉講式 | 一般財団法人 応用教育研究所所長 文教大学学園長 石田 恒好 |
講師紹介
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早稲田大学教授 河村茂雄
筑波大学大学院教育研究科修了。博士(心理学)。教員、岩手大学助教授、都留文科大学大学院教授を経て現職。日本学級経営心理学会理事長。日本教育カウンセリング学会理事長。日本教育心理学会理事。
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一般社団法人 教育評価総合研究所代表理事 鈴木秀幸
「思考・判断・表現」のA基準の作成は各学校で考えることになっています。どう作成すべきか学校は困っているのではないでしょうか。今回はA基準の作成の基本的な考え方について説明します。
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筑波大学名誉教授 櫻井茂男
筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了(教育学博士)。子どもの学習意欲、とくに自ら学ぶ意欲の研究を行ってきました。共感や利他的行動といった思いやりに関する研究にも興味があります。1日に1回は外出、がモットー。
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