講習会案内

第49回 実践教育・心理検査基礎講座

2025年8月3日(日)・4(月)

8月4日(日):プログラム
時間 テーマ 内容 講師
9:30~
9:40
開講の挨拶  
9:40~
11:00
教育・心理検査概説 教育・心理検査の分類、主要な検査、検査の実施方法、結果の表示方法と読み取り方などについて概説する。 法政大学教授
服部 環
11:15~
12:30
NINOとKABC-Ⅱから認知能力検査の活用を考える
児童生徒の学力向上のため、認知能力検査をどう活用するかについて、集団式NINOと個別式KABC-Ⅱをもとに考える。 東京家政大学教授
平山祐一郎
13:30~
14:45
学力向上に生かす教育・心理検査とそのバッテリー利用 標準学力検査「NRT」・「CRT」について、その特徴を述べ、さらに他検査とのバッテリー利用を解説する。 一般財団法人 応用教育研究所副所長
堀口 哲男
15:00~
17:00
Q-Uを活用した学級集団づくりと学力向上 児童生徒理解が学級集団づくりと学力向上につながる。Q-Uを活かした児童生徒・集団理解について解説する。 会津大学教授
苅間澤勇人

講師紹介

  • 法政大学教授 服部環

    筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了(教育学博士)。臨床心理学、精神医学、社会福祉を専門とする同僚に囲まれるなか、主に心理統計学と心理データ解析の講義を担当しています。
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  • 東京家政大学教授 平山祐一郎

    筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了。博士(心理学)。作文・読書・知能・学習指導の心理学を研究。新聞10紙の書評欄を読むことが趣味。そのため毎週土日の朝に近所のコンビニに出現中。
    書籍一覧

  • 一般財団法人 応用教育研究所副所長 堀口哲男

    埼玉県出身。教研式の教育・心理検査の開発に携わってきました。標準学力検査「NRT」「CRT」や、学習適応性検査、認知能力検査の作成を行ってきました。その間に、様々な調査を行いました。これらを使いながら、わかりやすく説得力のあるデータの提供を心がけています。

  • 会津大学教授 苅間澤勇人

    早稲田大学大学院博士後期課程研究指導終了退学。Q-Uを学級づくりや授業づくりに活用する取り組みを支援しています。全ての子を幸せに導く学校が増えることを目指しています。
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8月5日(月):プログラム
時間 テーマ 内容 講師
9:30~
11:30
第一分科会
A 学校における教育・心理検査の活用例 授業と家庭の学びをつなぐ指導「学び方教室」のすすめ…アセスメントと自己調整学習に必要な学び方の育成… 上峰町公民館長
西九州大学非常勤講師

池之上義宏
B 個別認知能力検査KABC-Ⅱの理論と実習 KABC-Ⅱを実際にふれて実習しながら、認知処理様式と習得度のアセスメントについて学ぶ。 山梨大学准教授
永田 真吾
12:30~
14:30
第二分科会
  C 学びのエンゲージメントテスト(ET)の理論と実際 「主体的に学習に取り組む態度」を子どもの側から測定する「学びのエンゲージメントテスト(ET)」について解説する。 一般財団法人 応用教育研究所理事長
筑波大学名誉教授

櫻井 茂男
  D 個別認知能力検査KABC-Ⅱを指導に活かす KABC-Ⅱなどの心理検査を、子ども、保護者、学校にどのようにフィードバックするか、実習を行う。 和光大学教授
熊上 崇
14:45~
16:00
チーム学校によるガイダンスカウンセリングとアセスメント 「チーム学校」のねらいとつくり方を説明し、チーム学校の軸となるすべての子どもへのガイダンスカウンセリング(スクールカウンセリング)とその基盤となるアセスメントについて解説する。また2022年12月6日に出された『生徒指導提要』の改訂版についても、チーム学校の視点から触れる。 東京成徳大学特任教授
筑波大学名誉教授

石隈 利紀

講師紹介

  • 上峰町公民館長/西九州大学非常勤講師 池之上義宏

    東海大学体育学部武道学科卒業。佐賀県内の小中学校教諭、県教育事務所勤務、中学校長を経て現職。H26~27経産省:起業家教育普及事業委員、H28文科省:学習指導要領の改善検討委員(中学校特別活動)、佐賀県中学校校長会会長等を歴任。現在、上峰町公民館長と西九州大学非常勤講師を兼務。

  • 山梨大学准教授 永田真吾

    筑波大学大学院修士課程修了。日本K-ABCアセスメント学会理事。子どもの教育的ニーズとアセスメント結果に基づいたICT活用について、コミュニケーションや文章理解を中心に研究しています。

  • 一般財団法人 応用教育研究所理事長/筑波大学名誉教授 櫻井茂男

    筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了(教育学博士)。子どもの学習意欲、とくに自ら学ぶ意欲の研究を行ってきました。共感や利他的行動といった思いやりに関する研究にも興味があります。1日に1回は外出、がモットー。
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  • 和光大学教授 熊上崇

    筑波大学大学院博士後期課程修了。(博士:リハビリテーション科学)。日本K-ABCアセスメント学会常任理事。元・家庭裁判所調査官。元気と意欲の出るアセスメントとフィードバックを研究中。
    書籍一覧

  • 東京成徳大学特任教授/筑波大学名誉教授 石隈利紀

    アラバマ大学大学院博士課程修了。学校心理学でPh.D。学校・家庭・地域で、子どもをどう育てるか、教師・SC・SSWのチームでどう支援するかに関心がある。すべての子ども、多様な子どもと今と未来を、チームで支えたい。
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