講習会案内

第47回 実践教育・心理検査基礎講座  受付終了

2023年7月27日(木)・28(金)

7月27日(木):プログラム
時間 テーマ 内容 講師
9:30~
9:40
開講の挨拶   一般財団法人 応用教育研究所所長
文教大学学園長
石田 恒好
9:40~
10:55
教育・心理検査概説 教育・心理検査の分類、主要な検査、検査の実施方法、結果の表し方と読み取り方などについて概説する。 法政大学教授
服部 環
11:15~
12:25
認知能力検査(NINOとKABC-Ⅱ)の活用
児童生徒の学力の向上に向け、集団式(NINO)と個別式(KABC-Ⅱ)という2つの認知能力検査の活用について解説。 東京家政大学教授
平山祐一郎
13:30~
14:40
学力向上に生かす教育・心理検査とそのバッテリー利用 標準学力検査「NRT」・「CRT」について、その特徴を述べ、さらに他検査とのバッテリー利用を解説する。 一般財団法人 応用教育研究所副所長
堀口 哲男
15:00~
16:55
Q-Uを活用した学級集団づくりと学力向上 児童生徒理解が学級集団づくりと学力向上につながる。Q-Uを活かした児童生徒・集団の理解について解説する。 会津大学教授
苅間澤勇人

講師紹介

  • 法政大学教授 服部環

    筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了(教育学博士)。職場では臨床心理学と精神医学を専門とする同僚に囲まれ、臨床心理学に関心を持っている学生へ心理統計学や心理データ解析法を講義しています。
    書籍一覧

  • 東京家政大学教授 平山祐一郎

    筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了。博士(心理学)。作文・読書・知能・学習指導の心理学を研究。新聞10紙の書評欄を読むことが趣味。そのため毎週土日の朝に近所のコンビニに出現中。
    書籍一覧

  • 一般財団法人 応用教育研究所副所長 堀口哲男

    埼玉県出身。教研式の教育・心理検査の開発に携わってきました。標準学力検査「NRT」「CRT」や、学習適応性検査、認知能力検査の作成を行ってきました。その間に、様々な調査を行いました。これらを使いながら、わかりやすく説得力のあるデータの提供を心がけています。

  • 会津大学教授 苅間澤勇人

    早稲田大学大学院博士後期課程研究指導終了退学。Q-Uを学級づくりや授業づくりに活用する取り組みを支援しています。全ての子を幸せに導く学校が増えることを目指しています。日本教育心理学会理事。
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7月28日(金):プログラム
時間 テーマ 内容 講師
9:30~
11:25
第一分科会
A 学校における教育・心理検査の活用例 授業と家庭学習をつなぐ「主体的な学び方」の育成…アセスメントとメタ認知・自己調整学習の育成を基盤に… 西九州大学非常勤講師
池之上義宏
B Reading-Testと読解力 教研式Reading-Testを中心に読解力や読む力の測定や育成について概説する。 一般財団法人 応用教育研究所課長
納富 涼子
C 個別認知能力検査KABC-Ⅱの理論と実習 KABC-Ⅱを実際に触れて実習しながら、認知特性と習得度のアセスメントについて学ぶ。 山梨大学准教授
永田 真吾
12:30~
14:25
第二分科会
  D Q-Uによる実践研究 Q-Uの結果を学級づくりや授業改善に活かすにはどうすればよいか。活用事例を紹介しながら解説する。 神奈川県立保健福祉大学教授
深沢 和彦
  E 個別認知能力検査KABC-Ⅱを指導に活かす KABC-Ⅱなどの心理検査を、子ども、保護者、学校にどのようにフィードバックするか、実習を行う。 和光大学教授
熊上 崇
14:45~
15:55
チーム学校によるガイダンスカウンセリングとアセスメント 「チーム学校」のねらいとつくり方を説明し、チーム学校の軸となるすべての子どもへのガイダンスカウンセリング(スクールカウンセリング)とその基盤となるアセスメントについて解説する。また2022年12月6日に出された『生徒指導提要』の改訂版についても、チーム学校の視点から触れる。 東京成徳大学大学院心理学研究科長
筑波大学名誉教授

石隈 利紀

講師紹介

  • 西九州大学非常勤講師 池之上義宏

    東海大学体育学部武道学科卒業(剣道教士七段)。佐賀県内の小中学校教諭、県教育事務所勤務、中学校長(2校11年)を経て現職。H26~27経産省:起業家教育普及事業委員、H28文科省:学習指導要領の改善検討委員(中学校特別活動)、佐賀県中学校校長会会長等を歴任。

  • 一般財団法人 応用教育研究所課長 納富涼子

    山梨大学教育学部、筑波大学大学院修士課程修了。専門は教育心理学・臨床心理学・心理測定。児童生徒の読解力は学びの土台となる力であり、その育成・向上は喫緊の教育課題です。本講義では教育心理学の視点から読む力の育成についてお話します。

  • 山梨大学准教授 永田真吾

    筑波大学大学院修士課程修了。日本K-ABCアセスメント学会理事。子どもの教育的ニーズとアセスメント結果に基づいたICT活用について、文章理解やコミュニケーションを中心に研究を進めています。

  • 神奈川県立保健福祉大学教授 深沢和彦

    早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。公立小学校教諭を経て現職。常に理論と実践を往還しながら、通常学級の特別支援教育、学級づくりについての研究を進めています。
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  • 和光大学教授 熊上崇

    筑波大学大学院博士後期課程修了。(博士:リハビリテーション科学)。日本K-ABCアセスメント学会常任理事。元・家庭裁判所調査官。元気と意欲の出るアセスメントとフィードバックを研究中。
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  • 東京成徳大学大学院心理学研究科長/筑波大学名誉教授 石隈利紀

    アラバマ大学大学院博士課程修了。学校心理学でPh.D。学校・家庭・地域で、子どもをどう育てるか、教師・SC・SSWのチームでどう支援するかに関心がある。すべての子ども、多様な子どもと今と未来を、チームで支えたい。
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