記憶研究の泰斗が明かす,学びが深まる授業の進め方。
いまや,授業づくりは心理学の用語や概念が溢れています。
どのような学びが「精緻化」であり,どのような学び方が「メタ認知」的であるのか,実際の授業場面に目を向けながら丁寧に解き明かす,授業づくりのための学習科学の入門書です。
若い教員はもちろん,最近の動向を踏まえて教育心理学を学び直したいと考える中堅・ベテラン教員にも役立つ1冊!
★★★本書に込めた著者からのメッセージ →→「はじめに」の一部を読む
目次
1章 精緻化の支援が学びを深める2章 イメージ的表象と言語的表象の二重構造化を図る
3章 メタ認知が学びを方向づける
4章 効果的な反復学習が学力崩壊を防ぐ
5章 ラセン型教育課程と学びのつながり
6章 対話と論述が知識・思考を練り上げる
7章 学ぶ意欲と主体的態度
8章 学びの困難児の診断と支援
補章 対談:平成期の教育界と教育心理学界を振り返って
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