- 【教育方法シリーズ】
- 教育方法46
- 学習指導要領の改訂に関する教育方法学的検討
- 「資質・能力」と「教科の本質」をめぐって
- A5/168頁
- 定価:2420円
- 発行年:2017年
- ISBN:978-4-8100-7697-4
学習指導要領の改訂を多角的な視点で見つめる
約10年ぶりの学習指導要領の改訂。
これまでの改訂の変遷を振り返りながら,今回掲げられた「資質・能力の育成」「教科の本質」について多様な視点から検討を重ねる。
研究者はもちろん,教育学の大学院生や教職大学院生におすすめです。
目次
第Ⅰ部 学習指導要領のあり方を問い直す1 学習指導要領の原理的考察と今次改訂の特質
2 グローバル化の中の次期学習指導要領の特質
3 資質・能力ベースのカリキュラム改革と教科指導の課題
4「資質・能力」の形成と「教科の本質」:国語
5「資質・能力」の形成と「教科の本質」:社会
6「数学を教える」のか「数学を通して教える」のか
7「資質・能力」の形成と「教科の本質」:理科
第Ⅱ部 教育スタンダード化と教育方法学の課題
1 教育の「定型化」に挑む教育実践研究の歩み
2 教育のスタンダード化と教師教育の課題
第Ⅲ部 教育法法学の研究動向
1「エビデンスに基づく教育」に関する研究の動向
2 多様な文化的背景の子どもたちに対する教育に関する研究の動向と今後の課題
【執筆者一覧】(執筆順,2017年9月現在)
深澤広明 広島大学
安彦忠彦 神奈川大学
中野和光 美作大学
石井英真 京都大学
松崎正治 同志社女子大学
池野範男 日本体育大学
大田邦郎 千葉大学
大野栄三 北海道大学
北田佳子 埼玉大学
福田敦志 大阪教育大学
姫野完治 北海道教育大学
藤江康彦 東京大学
金井香里 武蔵大学
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