- 【教育の羅針盤シリーズ】
- 新しい教育課程におけるアクティブな学びと教師力・学校力
- 新しい教育課程におけるアクティブな学びと教師力・学校力
- 四六/272頁
- 定価:1980円
- 発行年:2017年
- ISBN:978-4-8100-7695-0
中教審のキーパーソンが語る,授業と学校の不易とは
文部科学省中央教育審議会委員,白梅学園大学特任教授である筆者が,前回改訂(習得-活用- 探究)と今回改訂(資質・能力,アクティブ・ラーニング,カリキュラム・マネジメント)の重なりやつながりをていねいに解説。指導主事,学校管理職,小中学校の教員,すべてにお読みいただけるため,新課程をどう理解し日々の教育実践に移していけばよいか困っている,すべての教師の必携書。
目次
第1章 新しい教育課程の基本的な考え方とは1. 学習指導要領の基本的な組み立て
2. 社会に開かれた教育課程の実現に向けて
3. 学びの地図と教育課程の基本
4. 学校のミッションと資質・能力の考え方
5. カリキュラム・マネジメントの考え方
6. 主体的・対話的で深い学びの実現に向けて
7. 学校段階間の接続に向けて
第2章 学校の果たす役割と学校力
1. マネジメントで学校は変わる
2. タフな人材こそが今後の社会のかなめ
3. 学校の説明責任を果たす
4. 確かな学力は確かな指導から
5. 授業研究を進める
6. 校務の効率化
第3章 新教育課程で求めるアクティブな学び
1. 学校力と教師力を高める
2. アクティブ・ラーニングとは
3. 主体的・対話的で深い学びへ
4. 習得とは何か
5. 活用とは何か
6. 探究とは何か
第4章 授業研究と教師の力量形成
1. 教材の探索としての授業
2. 学習者の形成としての授業
3. 学習行為の組織化としての授業
4. 授業を反省する営み
5. 授業に向かう教師の同僚性
6. 改革する学校のあり方
第5章 確かな学力の確保と目標準拠評価のあり方
1. 資質・能力の3つの柱と3つの観点
2. 個に応じた指導と目標準拠評価から学力を伸ばす
3. 評価は個に応じた改善に用いる
4. 詳細な情報から個の理解を深める
5. 測定しにくいものを評価する
6. 努力を促す自己評価
7. 学校と保護者の契約の証として
8. 標準学力検査を生かす
9. 発展的学習の評価
10. 総合的な学習を評価する
11.質的評価と量的評価を組み合わせる
12.学力向上のための学校評価と指導計画
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