シリーズ第3巻は「いつでもどこでも評価」の視点をもつことが、指導上手への近道!
子どもの成長とつまずきは、教師の中に評価規準があればこそ見取ることができ、 次の一歩の成長を導くことができる。
学期末、学年末の評定だけではなく、子どもとのかかわりに生きる「いつでもどこでも評価」の視点で、自らのなかに評価規準をもち、意欲をもって学び続ける子どもを育てる。
【図でわかる教職スキルアップ】シリーズの特色
教職についたその日から求められる5つのテーマに対応。
実用性を追求し、内容を厳選した目次構成。
毎日の実践の意味が、学問的背景からも押さえられる。
目次
第1章 学習評価とは1.学習評価の目的
2.教育評価と学習評価
3.測定、評価、アセスメント、評定
4.学習評価の一般的な手順
5.評価規準と評価基準
6.集団準拠評価、目標準拠評価、個人内評価
7.他者評価、自己評価、相互評価
8.診断的評価、形成的評価、総括的評価
第2章 1年間の評価の仕事
1.各教科の年間評価スケジュール
2.年間指導・評価計画の作成
3.新学期の子ども理解
4.単元における評価の流れ
5.授業における評価の流れ
6.学期末の評価と評定
7.選択教科の評価(中学校)
8.学期末の通信簿の記入
9.学年末の指導要録の記入
10.調査書(内申書)と高校入試
11.評価に基づく授業改善
12.評価に基づく個別支援
13.子ども・保護者への説明責任
第3章 評価資料収集の技術
1.ルーブリック
2.行動観察
3.作品・表現
4.自己評価
5.相互評価
6.ポートフォリオ
7.教師の言葉かけ
8.ペーパーテスト(教師自作テスト)
9.補助簿
10.標準学力検査
11.その他の諸検査(適応性検査)
第4章 観点別評価の手順と方法
1.観点別評価の考え方
2.観点別評価の手順
3.評価規・基準表の作成
4.単元の指導・評価計画の作成
5.毎時の授業の立案と実践
6.「関心・意欲・態度」の評価
7.「思考・判断」の評価
8.「技能・表現」の評価
9.「知識・理解」の評価
第5章 総合的な学習の評価
1.総合的な学習の評価の考え方
2.評価の観点
3.評価方法の工夫(ポートフォリオ)
第6章 特別活動・行動・道徳の評価
1.特別活動のねらい
2.特別活動の評価の考え方
3.特別活動の評価の実際
4.「生きる力」をはぐくむ行動・道徳の評価
5.行動・道徳の評価の実際