【2025年5月末発売】「みんなと同じ」でいたがる若者たち。
人と違う行動をして目立ちたくない、失敗するくらいなら何もしない方がいい。
こう考える若者たちに、「自分で考えて自分で行動しなさい」といくら言っても、幼少期から身についた安全行動(防衛的な行動)のパターンは、すぐに変わりません。
本書では、非認知能力の育成と、その発達に深く関わるアイデンティティと所属感の支援について、幼児から大人になるまでの育ちを見通しながら解説していきます。
目次
序 章 近年の大学生の姿から見えてくるもの――協働活動で浮かび上がる大学生のタイプ第1章 協働活動における大学生のタイプと非認知能力の関連
第2章 なぜ非認知能力の発達格差が生まれるのか――幼児期・学齢期の体験と非認知能力の関係
第3章 近年の大学生の支援のあり方
第4章 職場における自律性支援
第5章 子ども時代に非認知能力を育てるには
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