- 【教育の羅針盤シリーズ】
- 「コンピテンシー・ベース」を超える授業づくり
- 「コンピテンシー・ベース」を超える授業づくり
- 人格形成を見すえた能力育成をめざして
- 四六判/208頁
- 定価:1650円
- 発行年:2014年
- ISBN:978-4-8100-4651-9
能力・学力を包み込む主体的な人格の育成を
これからの子どもたちに育成すべき資質・能力の枠組みを議論した検討会の座長が自ら語る,
人材育成にとどまらず,主体的な人格形成をめざす授業の在り方と学校現場・教師への期待。
目次
第1章 コンピテンシー・ベースによる授業とは1 なぜコンピテンシー・ベースを重視するのか
(1)文科省の検討会で議論されたこと
(2)コンピテンシー・ベースを重視する背景
2 コンピテンシー・ベースとは何なのか
(1)コンピテンシーとは何か
(2)コンピテンシー・ベースによる授業改善
(3)コンピテンシー・ベースを踏まえた評価
3 コンピテンシー・ベースを超えて
(1)学校教育本来の目的=主体的人格の形成に向けて
(2)「資質・能力」の発達をどうとらえるか
(3)ESDを支える能力観としてのコンピテンシー
第2章 いかなる「人格」と「学力」を育てるか
1 「人格形成」と「学力形成」
(1)学校教育の本来の役割
(2)「人格」と「学力」の関係
2 コンピテンシーをとらえなおす
(1)コンピテンシーの批判的検討
(2)「不易流行」の視点からコンピテンシーを考える
3 人格と学力を育てる教育課程
(1)教育課程の三層構造モデル
(2)発達段階論(SINCT)による教育課程の構想
4 新しい人格と学力を求める21世紀はどんな世紀か
(1)21世紀はどんな時代か
(2)持続可能な社会を構築する担い手を育む教育
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