◆◆収録テーマ一覧
教師の哲学
1 教師として自分の哲学をもて。
2 「私は自分の人生の主人公だ」。「俺には俺の生き方がある」。
3 教師としての〝使命感〟をもて。――フランクルの実存分析が教えてくれること
教師は人間関係のプロでなければならない
4 教師は「人間関係のプロ」でなくてはならない。
5〝リレーション〟こそ、あらゆるカウンセリングテクニックのベースである。
6 子ども、保護者、同僚が助けを求めたくなる(援助希求できる)関係性こそ、学校カウン セリングのキーポ イント
7 「開かれた質問」を使って、相手が助けを求めやすいリレーションをつくろう。
8 相手がホッとできる〝心のスペース〟をつくろう。〝忙しいビーム〟を放っている先生に は、誰も相談して くれない。
9 ロジャースの「受容」とは、子どもを甘やかすことではない。苦しみを抱えた人が、「あ りのままの姿でそ こにいていいんですよ」という雰囲気を感じることができる。「この先生のそばにいれば、私 はあるがままの自 分でいることができる」と感じることができる。そんな関係を提供することである。
10 自分の気持ちを伝えたいときには、「わたしメッセージ」で伝える。
子どもの心がスッと前向きに変わる最強のカウンセリング技法
11 すべての問題行動の背景にあるのは、自尊感情の傷つき、自己肯定感の低下である。「ど うせ私は」「どう せ僕は」という心のつぶやきである。
12 自己肯定感を育てる最大のポイントは、「私はこのクラスで必要とされている」「私はこ のクラスで役に立 つことができている」という感覚、つまり自己有用感を育てていくことである。
13 裏切られても裏切られても見捨てない。その粘り強いかかわりがいつか子どもたちの心の 中にじわーっとエ ネルギーを育んでいく。
14 子どもの話す言葉がうそかほんとうかにとらわれるな。うそであっても子どもの言葉の背 景には、ほんとう の気持ちが潜んでいる。子どもの言葉を「あえて真に受ける」ことで、その背景に潜む子ども の気持ちに寄り 添っていくことができる。
15 子どものどんな問題の中にも、その子のもち味やよさ(リソース)を見つけてそこに目を 向けていこう(ソ リューション・フォーカスト・アプローチ)。
16 アドラー心理学の勇気づけで、子どもを「信頼」した言葉がけをおこなっていくと、子ど もは変わってい く。
17 子どもにルールを守らせるのが苦手な先生は、〝勇気づけ〟で、ルールを守りたいという 前向きな気持ちを 育んでいこう。
18 「心の空間づくり」をすることで、子どもたちが心の整理をする時間をもとう。
19 イライラしてきたときは、「イライラ虫が私についている」と考えてみよう。そして、 「イライラ虫とどう つきあえばいいか」を考えよう。
20 自己表現ワークシートを使って、いろいろなことで爆発しそうになっている気持ちを整理 する時間をつくろ う。
学校で使えるグループアプローチ
21 学級経営や授業に生かせるグループアプローチには何があり、どこが違うかを知ってお こう。
22 構成的グループエンカウンター
23 ソーシャルスキルトレーニング
24 アドラーのクラス会議
25 グループワークトレーニング
26 ピアサポート
27 ピアメディエーション
28 モラルスキルトレーニング
29 アサーショントレーニング
30 エンカウンターを授業や特別活動に生かすための六つのポイント
31 エンカウンターは、「ねらい」を明確に伝える。
32 一人一人の「番」が守られるよう、指示は細かく仕切っておこなうこと。
33 エンカウンターは「デモンストレーション(お手本)が勝負」である。
34 エンカウンターでは、キッチンタイマーではなく、ストップウオッチを使うこと。
35 仕切るときには「拍手!」がお勧め。
36 ふり返りのワークシートは記述欄を三行から五行以内に設定せよ。
37 シェアリング(聴きあい活動)を授業に取り入れよう。お互いの話をていねいに「聴く 力」がクラスに育 つ。すると、どの子も安心して発言できるようになってくる。
38 道徳の時間でエンカウンターを使うときは、「ねらいとする価値」を明確に意識しよ う。
39 年に一度でいい、自分自身の魂が震えて止まらなくなる〝本気の授業〟をおこなうこ と。それが教師の務 めである。
教育相談週間とアンケートと個別面接
40 一人十分でもいい。定期教育相談は、悩みがある子だけでなく、すべての子どもを対象 にせよ。
41 小五から高一くらいの子は、深い悩みは担任には相談できない。子どもが選んだ担任以 外の先生と〝相談 できる関係〟をつくっておこう。
42 子どもが自分が選んだ先生と二人きりで十分間面接。そんな定期教育相談で〝心の第二 担任制〟を実現し ていこう。
43 月に一回五分程度でできる簡単なアンケートで、子どものSOSのサインを受け取ろ う。
44 個別面接は子どもや保護者の安心感を保つために、時間と場所の枠を設けよう。
いじめ
45 いじめは、いじめられた子どもの人生に、取り返しがつかないほどの決定的な傷(トラ ウマ)を残す。い じめ対応の中心は、被害者を徹底的に保護することである。
46 いじめられている子に、教師や親が絶対に言ってはいけない三つの言葉。「あなたにも 悪いところがある でしょう」。「あなたが気にしなければすむ話でしょう」。「あなたがもっと強くなればいい のよ」。
47 いじめの学級指導をするときは、必ず本人と保護者に了解を取ろう。
48 学年の教師全員で〝本気〟のいじめのロールプレイをする。
49 トイレの前に男子生徒四人が妙な雰囲気でいる――こんな場面では、ターゲットになり そうな子をその場 で別の場所に連れていく。
不登校
50 不登校対応は、休み始めて〝最初の三日〟が勝負。三日休んだところで、欠席理由に関 係なく家庭訪問を しよう。
51 一カ月以上不登校の子には、「学校に行かなくちゃいけないとは思っているのかな」と たずねてみる。
52 適応指導教室に通っている子どもには、月に一度は定期的に会いにいくこと。
53 緊張や不安が強い別室登校の子どもたちと接するときは〝長い沈黙〟は禁物。ノンス トップトーキングで 楽しい気持ちにさせることができる教師がフロントに立って対応しよう。
54 長い間休んでいる不登校の子の家庭にも、行事予定表は必ず送り届けること。卒業後の 年賀状と暑中見舞 いは十年間出し続けよう。
特別支援教育
55 「一指示一動作の法則」。一つの指示を出したら、それを実行できてから、次の指示を 出すこと。
56 教室前方をすっきりさせて、発達障害をもつ子どもの気持ちを散らさないようにせよ。
57 「一分待ちます」「十、数えます」と、数字を使って具体的なゴールを示す。
58 授業時間を「音読タイム」「書き写しタイム」などと、小さなユニットに分ける。
59 「説明の時間」は可能なかぎり短く。授業はテンポよく進めること。
60 何度も手をあげている子に「『はい』は一度だけです」と厳しく言うのは×。静かに手 をあげている子を くり返しほめる。
61 教卓の横に並ばせて丸つけをするのはやめる。教師が机と机の間を歩きながら、一人一 人に声をかけてい こう。
62 「見ていたよ」「がんばっていたね」「ここが成長したね。うれしいよ」と承認の言葉 かけをすべての子 どもにしていこう。
63 「私は○○が好きです。なぜならば」と自分の考えの結論と理由を説明する文章を書か せるなどして、問 答ゲームをおこなう。
64 発達障害をもつ子どもに声かけするときは、「○○してはだめ」という否定語ではな く、「○○しましょ うね」と肯定語を使う。
65 パニック時に「一人になれるクールダウンのスペース」を用意しておく。
66 教師ごとにルールや授業の進め方が違うと子どもは混乱する。教師全員で、「同じルー ル」を共有するこ と。
保護者対応
67 発達障害をもつ子の保護者とかかわるときには、いきなりだめ出しは禁物。「○○君、 かわいいですね。 私、大好きなんですよ」と伝えることで初めて保護者とつながることができる。
68 保護者対応でメンタルヘルスを崩す教師が急増中! 教師の人権とメンタルヘルスを守 るために、①自宅 の電話番号、携帯の番号、自宅の住所は伝えない。②必ず複数のチームで対応する。この二つ を徹底しよう。
69 保護者対応は「言った、言わない」の応酬になりがち。これを防ぐために必ず複数の教 員チームで対応す ること。
70 クレーマー保護者には、①来校をねぎらう。②プラスワンの人数。③お茶とお茶菓子を 用意する。④てい ねいに傾聴する。
71 保護者対応は初動が肝心。謝るべき点は最初に明確に謝罪すること。できもしないこと を、できるかもし れないように伝えるのは厳禁です。
72 保護者に好かれる教師になるポイントは三つ。①子どもウオッチング。学級ウオッチン グ。②まめな対 応。③さわやかで気さくな雰囲気。
チーム支援
73 すべての子どもにもれなく援助を提供するには、部会や支援チームという形での〝シス テム連携〟が不可 欠です。
74 学校教育相談の基本は〝事を荒立てる〟こと。「大変だ、大変だ」と騒ぐことで、子ど もの情報を共有 しよう。
75 スクールカウンセラーを活用する四つの鉄則
76 学校や学級が荒れたときの対応で必要なのは三つ。①大声で怒鳴るのをやめる。②追い 詰めるのをやめ る。③生徒のことを信頼し、粘り強くかかわり続ける。
生徒へのかかわりの根本姿勢
77 生徒を決して切らない。見捨てない。
メンタルヘルス
78 「一人カラオケ」や「アロマ」を使って、ストレスをこまめに解消していこう。
79 うつ病は早期発見、早期対応が大切。一週間以上よく眠れない日が続いたら、気軽にメ ンタルクリニック に行こう。
80 教師の主な悩みは四つ。①多忙さ、②学級経営や生徒指導、③保護者対応、④同僚や管 理職との関係で す。教師にとって最も大きな支えとなるのは、〝教師同士の支えあい〟です。
教師の哲学
1 教師として自分の哲学をもて。
2 「私は自分の人生の主人公だ」。「俺には俺の生き方がある」。
3 教師としての〝使命感〟をもて。――フランクルの実存分析が教えてくれること
教師は人間関係のプロでなければならない
4 教師は「人間関係のプロ」でなくてはならない。
5〝リレーション〟こそ、あらゆるカウンセリングテクニックのベースである。
6 子ども、保護者、同僚が助けを求めたくなる(援助希求できる)関係性こそ、学校カウン セリングのキーポ イント
7 「開かれた質問」を使って、相手が助けを求めやすいリレーションをつくろう。
8 相手がホッとできる〝心のスペース〟をつくろう。〝忙しいビーム〟を放っている先生に は、誰も相談して くれない。
9 ロジャースの「受容」とは、子どもを甘やかすことではない。苦しみを抱えた人が、「あ りのままの姿でそ こにいていいんですよ」という雰囲気を感じることができる。「この先生のそばにいれば、私 はあるがままの自 分でいることができる」と感じることができる。そんな関係を提供することである。
10 自分の気持ちを伝えたいときには、「わたしメッセージ」で伝える。
子どもの心がスッと前向きに変わる最強のカウンセリング技法
11 すべての問題行動の背景にあるのは、自尊感情の傷つき、自己肯定感の低下である。「ど うせ私は」「どう せ僕は」という心のつぶやきである。
12 自己肯定感を育てる最大のポイントは、「私はこのクラスで必要とされている」「私はこ のクラスで役に立 つことができている」という感覚、つまり自己有用感を育てていくことである。
13 裏切られても裏切られても見捨てない。その粘り強いかかわりがいつか子どもたちの心の 中にじわーっとエ ネルギーを育んでいく。
14 子どもの話す言葉がうそかほんとうかにとらわれるな。うそであっても子どもの言葉の背 景には、ほんとう の気持ちが潜んでいる。子どもの言葉を「あえて真に受ける」ことで、その背景に潜む子ども の気持ちに寄り 添っていくことができる。
15 子どものどんな問題の中にも、その子のもち味やよさ(リソース)を見つけてそこに目を 向けていこう(ソ リューション・フォーカスト・アプローチ)。
16 アドラー心理学の勇気づけで、子どもを「信頼」した言葉がけをおこなっていくと、子ど もは変わってい く。
17 子どもにルールを守らせるのが苦手な先生は、〝勇気づけ〟で、ルールを守りたいという 前向きな気持ちを 育んでいこう。
18 「心の空間づくり」をすることで、子どもたちが心の整理をする時間をもとう。
19 イライラしてきたときは、「イライラ虫が私についている」と考えてみよう。そして、 「イライラ虫とどう つきあえばいいか」を考えよう。
20 自己表現ワークシートを使って、いろいろなことで爆発しそうになっている気持ちを整理 する時間をつくろ う。
学校で使えるグループアプローチ
21 学級経営や授業に生かせるグループアプローチには何があり、どこが違うかを知ってお こう。
22 構成的グループエンカウンター
23 ソーシャルスキルトレーニング
24 アドラーのクラス会議
25 グループワークトレーニング
26 ピアサポート
27 ピアメディエーション
28 モラルスキルトレーニング
29 アサーショントレーニング
30 エンカウンターを授業や特別活動に生かすための六つのポイント
31 エンカウンターは、「ねらい」を明確に伝える。
32 一人一人の「番」が守られるよう、指示は細かく仕切っておこなうこと。
33 エンカウンターは「デモンストレーション(お手本)が勝負」である。
34 エンカウンターでは、キッチンタイマーではなく、ストップウオッチを使うこと。
35 仕切るときには「拍手!」がお勧め。
36 ふり返りのワークシートは記述欄を三行から五行以内に設定せよ。
37 シェアリング(聴きあい活動)を授業に取り入れよう。お互いの話をていねいに「聴く 力」がクラスに育 つ。すると、どの子も安心して発言できるようになってくる。
38 道徳の時間でエンカウンターを使うときは、「ねらいとする価値」を明確に意識しよ う。
39 年に一度でいい、自分自身の魂が震えて止まらなくなる〝本気の授業〟をおこなうこ と。それが教師の務 めである。
教育相談週間とアンケートと個別面接
40 一人十分でもいい。定期教育相談は、悩みがある子だけでなく、すべての子どもを対象 にせよ。
41 小五から高一くらいの子は、深い悩みは担任には相談できない。子どもが選んだ担任以 外の先生と〝相談 できる関係〟をつくっておこう。
42 子どもが自分が選んだ先生と二人きりで十分間面接。そんな定期教育相談で〝心の第二 担任制〟を実現し ていこう。
43 月に一回五分程度でできる簡単なアンケートで、子どものSOSのサインを受け取ろ う。
44 個別面接は子どもや保護者の安心感を保つために、時間と場所の枠を設けよう。
いじめ
45 いじめは、いじめられた子どもの人生に、取り返しがつかないほどの決定的な傷(トラ ウマ)を残す。い じめ対応の中心は、被害者を徹底的に保護することである。
46 いじめられている子に、教師や親が絶対に言ってはいけない三つの言葉。「あなたにも 悪いところがある でしょう」。「あなたが気にしなければすむ話でしょう」。「あなたがもっと強くなればいい のよ」。
47 いじめの学級指導をするときは、必ず本人と保護者に了解を取ろう。
48 学年の教師全員で〝本気〟のいじめのロールプレイをする。
49 トイレの前に男子生徒四人が妙な雰囲気でいる――こんな場面では、ターゲットになり そうな子をその場 で別の場所に連れていく。
不登校
50 不登校対応は、休み始めて〝最初の三日〟が勝負。三日休んだところで、欠席理由に関 係なく家庭訪問を しよう。
51 一カ月以上不登校の子には、「学校に行かなくちゃいけないとは思っているのかな」と たずねてみる。
52 適応指導教室に通っている子どもには、月に一度は定期的に会いにいくこと。
53 緊張や不安が強い別室登校の子どもたちと接するときは〝長い沈黙〟は禁物。ノンス トップトーキングで 楽しい気持ちにさせることができる教師がフロントに立って対応しよう。
54 長い間休んでいる不登校の子の家庭にも、行事予定表は必ず送り届けること。卒業後の 年賀状と暑中見舞 いは十年間出し続けよう。
特別支援教育
55 「一指示一動作の法則」。一つの指示を出したら、それを実行できてから、次の指示を 出すこと。
56 教室前方をすっきりさせて、発達障害をもつ子どもの気持ちを散らさないようにせよ。
57 「一分待ちます」「十、数えます」と、数字を使って具体的なゴールを示す。
58 授業時間を「音読タイム」「書き写しタイム」などと、小さなユニットに分ける。
59 「説明の時間」は可能なかぎり短く。授業はテンポよく進めること。
60 何度も手をあげている子に「『はい』は一度だけです」と厳しく言うのは×。静かに手 をあげている子を くり返しほめる。
61 教卓の横に並ばせて丸つけをするのはやめる。教師が机と机の間を歩きながら、一人一 人に声をかけてい こう。
62 「見ていたよ」「がんばっていたね」「ここが成長したね。うれしいよ」と承認の言葉 かけをすべての子 どもにしていこう。
63 「私は○○が好きです。なぜならば」と自分の考えの結論と理由を説明する文章を書か せるなどして、問 答ゲームをおこなう。
64 発達障害をもつ子どもに声かけするときは、「○○してはだめ」という否定語ではな く、「○○しましょ うね」と肯定語を使う。
65 パニック時に「一人になれるクールダウンのスペース」を用意しておく。
66 教師ごとにルールや授業の進め方が違うと子どもは混乱する。教師全員で、「同じルー ル」を共有するこ と。
保護者対応
67 発達障害をもつ子の保護者とかかわるときには、いきなりだめ出しは禁物。「○○君、 かわいいですね。 私、大好きなんですよ」と伝えることで初めて保護者とつながることができる。
68 保護者対応でメンタルヘルスを崩す教師が急増中! 教師の人権とメンタルヘルスを守 るために、①自宅 の電話番号、携帯の番号、自宅の住所は伝えない。②必ず複数のチームで対応する。この二つ を徹底しよう。
69 保護者対応は「言った、言わない」の応酬になりがち。これを防ぐために必ず複数の教 員チームで対応す ること。
70 クレーマー保護者には、①来校をねぎらう。②プラスワンの人数。③お茶とお茶菓子を 用意する。④てい ねいに傾聴する。
71 保護者対応は初動が肝心。謝るべき点は最初に明確に謝罪すること。できもしないこと を、できるかもし れないように伝えるのは厳禁です。
72 保護者に好かれる教師になるポイントは三つ。①子どもウオッチング。学級ウオッチン グ。②まめな対 応。③さわやかで気さくな雰囲気。
チーム支援
73 すべての子どもにもれなく援助を提供するには、部会や支援チームという形での〝シス テム連携〟が不可 欠です。
74 学校教育相談の基本は〝事を荒立てる〟こと。「大変だ、大変だ」と騒ぐことで、子ど もの情報を共有 しよう。
75 スクールカウンセラーを活用する四つの鉄則
76 学校や学級が荒れたときの対応で必要なのは三つ。①大声で怒鳴るのをやめる。②追い 詰めるのをやめ る。③生徒のことを信頼し、粘り強くかかわり続ける。
生徒へのかかわりの根本姿勢
77 生徒を決して切らない。見捨てない。
メンタルヘルス
78 「一人カラオケ」や「アロマ」を使って、ストレスをこまめに解消していこう。
79 うつ病は早期発見、早期対応が大切。一週間以上よく眠れない日が続いたら、気軽にメ ンタルクリニック に行こう。
80 教師の主な悩みは四つ。①多忙さ、②学級経営や生徒指導、③保護者対応、④同僚や管 理職との関係で す。教師にとって最も大きな支えとなるのは、〝教師同士の支えあい〟です。
目次
教師の哲学教師は人間関係のプロでなければならない
子どもの心がスッと前向きに変わる最強のカウンセリング技法
学校で使えるグループアプローチ
教育相談週間とアンケートと個別面接
いじめ
不登校
特別支援教育
保護者対応
チーム支援
生徒へのかかわりの根本姿勢
メンタルヘルス
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