「ほめる・しかる」という賞罰の教育を越えて,
自分で自分を勇気づけ,行動できる子どもを育てる
目次
第1章 アドラー心理学の考え方1.アドラー心理学の五つのポイントで教育が変わる! 岩井俊憲
2.賞罰に代わるアドラー心理学 岩井俊憲
3.授業に生かすアドラー心理学 岩井俊憲
4.学級経営とアドラー心理学 会沢信彦
第2章 子どもの不適切な行動の四つの目標
1.子どもの不適切な行動にどう対処するか 会沢信彦
2.第一段階(注目・関心を引く)
適切な行動,あたりまえの行動を認める 原田綾子
3.第二段階(権力争いをする)
対等な「横の関係」で話をする 原田綾子
4.第三段階(復讐する)
傷つけ合う関係を脱する 三輪克子
5.第四段階(無気力・無能力を誇示する)
学級のあり方を見直す 武正光江
第3章 勇気づけ
1.勇気くじきの授業から勇気づけの授業へ――私の失敗「勇気くじき」とは 佐藤 丈
2.いまできていることに注目して勇気づける 原田綾子
3.挫折からアドラーへ――使える心理学 三輪克子
第4章 共同体感覚
1.学級づくりに生かす共同体感覚 会沢信彦
2.アドラー心理学のエッセンスたっぷり! クラス会議を始めよう! 森重裕二
3.共同体感覚を育む教師同士の関係づくり 杉村秀充
第5章 こんなときどうする
1.保護者からのクレーム 杉村秀充
2.体罰をしそうになったとき 野々口浩幸
3.いじめに向き合う勇気づけの学級づくり 佐藤 丈