- 【エンカウンター】
- 自分と向き合う
- 究極のエンカウンター
- 國分康孝リーダーによる2泊3日の合宿体験
- B6判/260頁
- 定価:1980円
- 発行年:2004年
- ISBN:978-4-8100-4435-5
ふれあいを越え、魂を揺さぶるジェネリックエンカウンターとは。2003年3月27日~29日に行われた、2泊3日のエンカウンターワークショップのライブ記録。合宿に居合わせたかのような臨場感と感動!
本書は合宿の進行にそってエクササイズを解説。各エクササイズで得た気づきを参加者達がつづる。そのすべての手記にリーダーが「自分に向き合うためのコメント」を加えていく。
自己発見を迫るリーダー、自分を見つめ直し新たな一歩を踏み出す参加者。読みながらにして合宿に居合わせる臨場感と感動が全身を包み込む。
目次
第1章 SGEワークショップの全体像1 本SGEワークショップの概要と目的
2 メンバーとスタッフ
3 チーフリーダー、サブリーダー
第2章 ワークショップ1日目
1 開校式
リーダーの気概をもらって/メンバー一人一人を大切にする姿勢
2 握手
手から伝わる心のぬくもり
3 バースディライン/自己紹介
四月生まれの自分を見つめて/自己紹介で未完の行為の果たし方
4 じゃんけん列車
5 ショートレクチャー/役割分担
自分を再認識した役割遂行/承認欲求の裏返しであった気遣いからの脱却
6 ペンネーム
宿題を抱えて帰る/シブリングライバルリィの意識化と受容
7 トラストウォーク
相手が苦手なのは自分の問題/依存的な私/本当の強さを求めて
8 インタビュー/他者紹介
瞬間のエンカウンター
9 つらい切ない残念な体験
自己開示から感じたワンネス/メンバーの自己開示で再認識した自己の信念
10 頭を下げたくなる人物を語る
11 自分にとってのSGEの意味
SGEに卒業なし
12 全体シェアリング(1)
無条件の肯定感に包まれて/自分自身と正直にエンカウンターする/
弱点も愛しい/抜刀術を磨く
13 墓碑銘
自分らしく心豊かに生きるために/ザ・ベスト主義からマイ・ベスト主義へ
ペンネームへのゆわぶりと破壊、そして再生/家族あっての私を自覚
言葉のプレゼント/失愛恐怖からの脱却/したたかにでもしなやかに
さびしさの修正感情体験
第3章 ワークショップ2日目
1 全体シェアリング2
「いっちょ、やったるか」/自分と他者への誠実さを求めて/
満たされた「未完の父親体験」/「介入への抵抗」はまさに自分の問題だった/
気持ちの整理がつきつつある
2 エゴグラムと自己概念
積極的に、ポジティブに
3 アサーション(頼む・断る)
介入に躊躇しなくなった私/頼み事から得た教訓/自分志向から相手志向へ
4 未完の行為の完成
認めてくれない相手に攻撃的になる自分/
相手の立場の理解が「図から地へ」を可能に/ありのままの私を受け入れて/
甘え上手になるために/父の臨終に「間に合いたかった」私/
頼りにされた体験から得られた勇気/父親がいて「いまここに」自分がいる/
いえなかった父への感謝の言葉-親離れの罪悪感/
母さん話せるようになったよ/取り残されていた自分との決別
5 内観
生んでくれてありがとう/母の内観で浮かんだ暖かい部屋の情景/
生き方を方向付けた雨の日の出来事/ねばならぬからの脱却/
「父は敵」から「父も味方」へ/怒りに気づき解決への入り口に立つ/
自己開示で一歩前進した「一人っ子問題」
6 マッサージ
両親と親イメージに対する認知の広がり/苦手なシーンで逃げていた私
7 ワインカウンセリング
結ばれた糸が、新しい糸をつなぐ/ほろ酔い気分で本音の交流
第4章 ワークショップ3日目(最終日)
1 全体シェアリング3
自己開示を求められて/何が何でも自己開示すべきか?/
よかったら話しを聞かせて
2 私はわたしが好きです。なぜならば
身の丈を知った自我自賛
3 私が全知全能の神ならば
抑圧された怒りからの解放/心に晋作人形を/FCを出せるようになった私/
弱音を吐いてもいいよ
4 トラスト・フォール/トラスト・ウォール/トリップ・トゥ・ヘブン
甘え上手は支え上手
5 全体シェアリング4
「言葉にできない」と逃げてはいけない/本当に伝えたいことが自己開示できた
6 閉講式
ミニゼミ
第5章 全体を通して
ジェネリックSGEの運営全体を通して
心の絆は勇気のもと/SGEの総括ができた/ 「周りの評価が気になる自分」の克服/
思いこみの強い私/自分の成長がうれしい/
人生における優先順位は自分で決めていい/全体シェアリングの隊形に思う