- 【ヤマ場をおさえる単元設計と評価課題・評価問題】
- ヤマ場をおさえる単元設計と評価課題・評価問題 中学校国語
- ヤマ場をおさえる単元設計と評価課題・評価問題 中学校国語
- 言語活動ごとの評価プランとB/A判定例に学ぶ,シンプルな観点別評価
- B5/208頁
- 定価:2860円
- 発行年:2023年
- ISBN:978-4-8100-3771-5
学習評価のひと工夫で言葉と生きる楽しさに目覚め,豊かな人生へと歩み出す中学校国語科へ
● 国立教育政策研究所教育課程研究センター『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料』に基づき,単元(内容のまとまり)ごとの評価プランを掲載。「生きて働く学力」の形成と「学校の働き方改革」を両立して実現するために,どのように評価場面を精選(焦点化・重点化)し,どのような評価課題・評価問題を用いるかを,単元(学習指導要領「内容のまとまり」)ごとに具体的に提案します。
● 評価の難しい「思考・判断・表現」を中心に,評価規準に対応する生徒の学習状況や作品例(B・A)を評価事例として掲載。
目次
第1章 今求められる学力と学習評価のあり方[石井英真]・新しい学習指導要領がめざす学力と評価改善
・新3観点で何を測り,育てるのか
・単元設計と評価課題・評価問題の一体的な改善へ
第2章 国語科の観点と評価の実際[吉本悟]
・国語科の指導と評価
・「思考・判断・表現」の指導と評価
・「知識・技能」の指導と評価
・「主体的に学習に取り組む態度」の発揮と評価
・国語科の学習評価と効率的に向き合う八つの視点
第3章 第1学年の評価プラン
話すこと・聞くこと
・スピーチをする[鎌倉大和]
・グループ・ディスカッションをする[松元崇敏]
書くこと
・資料を引用してレポートを書く[新井敏弘]
・伝えるべきことを整理して案内文を書く[釘宮里枝]
読むこと
・説明文を読んで考えたことを文章にまとめる(意味と意図)[髙江洲亮]
・小説を読んで考えたことを伝え合う(少年の日の思い出)[久保祐貴]
・多様な情報を得て考えを伝える[當間沙織]
伝統的な言語文化
・古文を読み,考えたことを伝え合う(蓬莱の玉の枝―「竹取物語」から)[岡野恵子]
第4章 第2学年の評価プラン
話すこと・聞くこと
・プレゼンテーションをする[吉本悟]
・討論をする[上川寛子]
書くこと
・手紙を書く[荒井純一]
・俳句を創作する[末永誠二]
読むこと
・解説文を読んで考えたことを文章にまとめる(クマゼミ増加の原因を探る)[人見誠]
・小説を読んで引用しながら考えを伝え合う(走れメロス)[益田俊男]
・情報を活用し出典を明らかにしながら考えを提案する[森本智子]
伝統的な言語文化
・古文を読み,考えたことを伝え合う(枕草子)[永田郁子]
第5章 第3学年の評価プラン
話すこと・聞くこと
・パブリックスピーキングをする[白木圭]
書くこと
・批評文を書く[三浦直行]
・情報を編集して文章にまとめる[渡邉光輝]
読むこと
・報道文を比較して読み,考えを発表する[二田貴広]
・小説を批評的・創造的に読む(故郷)[有田弘樹]
・実用文を読み,実生活に生かす[岩舩尚貴]
伝統的な言語文化
・和歌を読み,考えたことを語り合う(万葉・古今・新古今)[大串浩介]
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