日本で最も早くガイダンスカウンセリングに取り組んだ著者の集大成
学業,進路,人間関係。
思春期にだれもが一時的に抱える発達上の課題をどう支援するか。
その答えが,ガイダンスカウンセリングにある。
目次
監修者の言葉まえがき
第1章 今日的な教育課題
(1) 繋合希求欲求を阻まれる子どもたち
(2) キャラ化と防衛
(3) 自己愛のゆがみ・自己の肥大化
第2章 だれもが一時的にかかえる発達上の課題
(1) 勉強(学習)に関する問題
(2) キャリア問題
(3) 友だちのこと
第3章 ガイダンスカウンセリングと心理療法の異同
(1) 全児童生徒対象と問題を抱えた一部の児童生徒
(2) 発達課題と心の病気
(3) ガイダンスカウンセラー養成と臨床心理士養成
第4章 教科指導に生かすガイダンスカウンセリング
(1) 学習の習慣・態度と技術
(2) 児童生徒と教師間の心理的距離と学習意欲
(3) 質問技法-國分方式に学ぶ-
第5章 生徒指導に生かすガイダンスカウンセリング
(1) 秩序と柔軟性
(2) 迷惑行為と公共性
(3) 基本的生活習慣の定着化-遅刻・早退・忘れ物・寄り道-
(4) 強い心
第6章 キャリア教育におけるガイダンスカウンセリング
(1) 職業理解と自己理解
(2) 職業レディネス
(3) 選択と適応
第7章 学級運営に生かすガイダンスカウンセリング-カウンセラーの動き方-
(1) ふれあいと自他発見・自己肯定感
(2) 児童生徒の機能的行動と適応促進
(3) 学級集団の成長
(4) 担任のリーダーシップ
第8章 カウンセラーの自己理解と基礎的な援助技術
(1) カウンセラーの自己理解-自分の偏り-
(2) 寄り添って引き出す対話の技術
(3) 寄り添って引き出すカウンセリングの技術
(4) スーパービジョン-シェアリングとピアグループ-
(5) コンサルテーション
引用・参考文献
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