「自信を育てる自己評価」の入門書。
精神的に自立した子どもをはぐくむために,必要なことは何か?
望ましい「自己評価」の実際とは?
自立心が低いと言われる,日本の子どもたち。
的確な「自己評価」の積み重ねに裏打ちされた「自信」をもち,自立した大人に成長するための道筋を示す。
小・中・高等学校関係者,保護者をはじめ,すべての大人に読んでもらいたい一冊。
目次
第1章 日本人の「自己評価」の低さ―最近のデータから―1 日本の子供は自立心が低い
2 日本人と「自尊感情」について
3「自国に対する誇り」について
4「自己評価」無しの「自己責任」の時代
第2章 「自己評価」とは何か
1 望ましい「自己評価」とは
2「自己」の正体とは何か
3「自己」は体制化されている
4「自信」を培う「自己評価」に
5 新時代の「自己評価」のあり方
第3章 日本人の「生き方」の特徴
1「自己」をあいまいにすることの奨励
2「他人志向性」で「自信」は育つか
3 何でも「水に流す」日本人
4「自分の経験」を大事にしない日本人
第4章 「グローバル化」の中の日本人
1 過去の日本人の「自己評価」―戦前と戦後に大別して―
2「グローバル化」は日本人をどう変えるか
3「自己」の永続的追究と「自己確立」
4「人格」の核として必要な「自信」
5「自己評価」と日本の教育
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