「評価事例」付きでよくわかる!
<本書の特徴>
●評価規準……国研から示された「評価規準に盛り込むべき事項」及び
「評価規準の設定例」を参考に設定しています
●学習活動(指導計画)……実際の授業場面を想定し,題材の流れに沿って
時系列で学習場面を設定しています
●評価事例……評価の手順,生徒の具体的な学習状況やワークシートの記述等を例示しています
目次
第1章 観点別評価の考え方と手順Ⅰ 指導要録の改訂と新しい学習評価
1 指導要録の改訂とその背景
2 「思考・判断・表現」の評価の視点
3 「観点別学習状況」と「評定」の位置付け
Ⅱ 観点別評価の一般的手順
1 観点別評価の2つの過程
2 単元の評価規準の設定
3 評価計画
4 課題解決評価における課題の設定と判定基準の設定
5 判定基準を用いた評価の実施と信頼性を高める取組
6 評価結果の総括
7 本書の考え方と利用の仕方
Ⅲ 評価資料収集の技法
1 評価技法の選び方
2 ペーパーテスト
3 パフォーマンス評価
4 自己評価,相互評価
5 ポートフォリオ評価
第2章 音楽科の観点と評価の実際
Ⅰ 音楽科の目標と評価の観点
1 音楽科の目標とこれからの学習指導
2 〔共通事項〕の新設
3 新しい評価の観点
4 評価規準とA・B・Cの判断(判定基準)
5 「評価規準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料」の活用
Ⅱ 音楽科の観点別評価の実際
1 題材の観点別評価の実際例
2 指導と評価の実際と判定基準
3 評価結果の総括
第3章 第1学年の評価規準と判定基準
1.歌詞の内容や曲の雰囲気を大切にして日本の歌を歌おう
2.音色や奏法を工夫してアルトリコーダーを演奏しよう
3.篠笛や太鼓によるアンサンブルを楽しもう
4.リコーダーを使ってオリジナルの旋律をつくろう
5.箏を使って,言葉の抑揚などを生かした旋律をつくろう
6.音素材や言葉のリズムを生かし,構成を工夫して音楽をつくろう
7.情景を想像しながら,管弦楽の面白さを聴き味わおう
8.詩と音楽とのかかわりを意識して歌曲を聴こう
9.声や楽器によるアンサンブルを楽しもう
10.声や旋律の特徴などを感じ取り,郷土の音楽に親しもう
11.箏の特徴をとらえ,箏曲のよさを味わいながら鑑賞や演奏をしよう
12.詩が描いている情景と音楽表現とのかかわりをとらえよう
第4章 第2・3学年の評価規準と判定基準
1.歌詞の内容や曲想を味わって歌い,日本の歌の魅力を見つけよう
2.曲種に応じた声で,曲にふさわしい表現を工夫して歌おう
3.歌詞や曲想,声部の役割を生かして混声合唱をしよう
4.鍵盤楽器の特徴を生かした器楽アンサンブルを楽しもう
5.コード進行を手掛かりにして旋律をつくろう
6.フーガの特徴をとらえ,パイプオルガンの響きを味わおう
7.音楽の構造を意識して聴き,管弦楽の豊かな響きを味わおう
8.雅楽の特徴を理解して聴き,我が国の音楽のよさを味わおう
9.音楽と物語とのかかわりを理解して鑑賞し,歌劇の魅力を味わおう
10.声の魅力に着目して,多様な音楽を鑑賞しよう
11.歌とアルトリコーダーの特徴を生かし,日本の歌を表現しよう
12.俳句を基にして,ふるさとの歌をつくり表現しよう
13.謡曲の体験と能の鑑賞を通して,能に親しもう
14.素材の特性を生かし,まとまりのある音楽をつくろう
15.演奏と鑑賞を通してギターの魅力に迫ろう
16.声による様々な音の重なりに注目し,表現と鑑賞をしよう
17.長唄の唄と三味線の体験,鑑賞を通して,歌舞伎音楽を味わおう
●ワークシート資料●
・「歌唱」のワークシート例
・「器楽」のワークシート例
・「創作」のワークシート例
・「鑑賞」のワークシート例
・「歌唱と鑑賞」のワークシート例
・「器楽と鑑賞」のワークシート例
◆参考資料◆
評価規準に盛り込むべき事項等・中学校音楽
関連書籍
- 定価:25300円
- 評価の専門出版社による「評価基準表」