- 【教育方法シリーズ】
- 教育方法49
- 公教育としての学校を問い直す
- コロナ禍のオンライン教育・貧困・関係性をまなざす
- A5/160頁
- 定価:2420円
- 発行年:2020年
- ISBN:978-4-8100-0748-0
これからの時代に必要な学校の役割とは
学校には,学習以外にも,多くの役割がある。これまでの公教育としての学校を振り返りながら,子どもたちのまわりで発生しているいじめや格差,安全,学校の小規模化など,さまざまな課題を取り上げ,これからの学校について多角的に検討していく。
目次
第Ⅰ部 子どもの学びと生活から学校を問い直す1 教育における個と集団を問い直す―公教育としての学校と個の人間形成/自己形成の観点から―
2 学習の個別化時代における学級授業の課題
3 子どもの安全・安心を保障する学校づくり
4 なぜ理由(わけ)もなく学校に行けないのか―教室に身を置くことの意味から考える―
5 ポスト資質・能力から公教育としての学校を問う
第Ⅱ部 これからの学校を考える
1 小規模校から学校を考える
2 ICTの技術革新から学校を考える
3「子どもの貧困」と向き合う学校を
第Ⅲ部 教育方法学の研究動向
1「特別の教科 道徳」の導入・実施にかかわる諸課題―授業実践に関する研究動向に焦点をあてて―
2 へき地教育に関する研究動向―へき地・複式教育における指導法の変遷とパラダイム転換―