月刊誌 指導と評価

2019年 1月号
  1. 2019年 1月号 Vol.65-1  No.769  定価:450円
特集
平成30年度全国学力調査と標準学力検査
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特集

平成30年度全国学力調査の結果分析-小学校国語

筑波大学附属小学校教諭  青山由紀

平成30年度全国学力調査の結果分析-中学校国語

宇都宮大学准教授  飯田 和明

平成30年度全国学力調査の結果分析-小学校算数

立教大学教授  黒澤 俊二

平成30年度全国学力調査の結果分析-中学校数学

元玉川大学教授  瀬沼 花子

平成30年度全国学力調査の結果分析-小学校理科

筑波大学附属小学校校長  佐々木昭弘

平成30年度全国学力調査の結果分析-中学校理科

筑波大学附属高等学校講師・元筑波大学附属中学校教諭  荘司 隆一

全国学力調査と標準学力検査の違いと関連

法政大学教授  服部 環

★標準学力検査は実施後短時間で結果を知ることができるが、全国学力調査では結果を知るまでに長期間を要するので、実施直後に結果を解釈することがむずかしい。
★標準学力検査の基準は事前に設定されているので、学校・自治体単位で経年変化を知ることができる。全国学力調査「経年変化分析調査(抽出調査)」が継続され、結果が公開されるなら経年変化を知ることができる。
★標準学力検査は他の標準検査とバッテリーを組むことにより、多面的に児童生徒を知ることができる。長田(2018)には多数の実践活動が報告されている。

標準学力検査(NRT)を活用したカリキュラム・マネジメントの推進

新潟県  上越市教育委員会

★上越市では、小・中学校の学力向上のため、平成23年度から市立小・中学校の全児童生徒に国語、算数・数学、英語(中学校のみ)の全国標準学力検査(NRT)を実施し、児童生徒の学力実態を把握したうえで各学校の学習指導等に生かしている。市として実施手順および活用サイクルを確立することで、結果分析に基づく児童生徒への個別指導や学級・学年への全体指導にとどまらず、課題等を教育課程(カリキュラム)に反映させ、年間を通じて全校体制で授業改善、学力向上に取り組んでいる。

連載

巻頭言 国のカリキュラム・マネジメントの現状 応用教育研究所所長
石田 恒好
「教師力」アップセミナー(10)組織づくりのリーダーシップ 帝京平成大学教授
白鳥 信義
QUを活用したPDCAサイクルの推進(10)学校PDCAサイクルの推進を支えるミドルリーダー 早稲田大学教授
河村 茂雄
説明文・意見文を書くことの指導(10)書くことの指導-ロジカル・ライティング:意見文を書く、高校での指導 名古屋大学教育学部附属中高等学校教諭
佐光美穂
『きめる』学びで知的にたくましい子どもを育てる-主体的・対話的で深い学びを実現する授業づくり-(10)道徳科における「きめる」学び 筑波大学附属小学校教諭
山田 誠
わたしたちの学校づくり(21)若手教員の支援と育成 福岡教育大学・九州栄養福祉大学非常勤講師(元福岡市立長尾中学校校長)
岸川 央
教育の窓(38)「高校生のための学びの基礎診断」の存在意義  教育評価総合研究所代表理事
鈴木秀幸
特別支援教育に生かすペアレンティング(10)ストレスの適切な対処法を共有する(2) 子育て科学アクシススタッフ
上岡勇二
構成的グループエンカウンター再入門(11)「親業」とSGE 親業訓練インストラクター
小椋佐代里
コミュニティにおけるガイダンスカウンセリングの展開(10)子育て支援とガイダンスカウンセリング(こころの相談室) NPO法人親子ふれあい教育研究所(OFKK)代表理事
藤野 信行
成熟した学習者をめざして(9)学習観を問い直す 横浜商科大学専任講師
鈴木 豪
これからのキャリア教育(10)高等学校におけるキャリア教育への期待と実践のポイント 筑波大学教授
藤田 晃之
講座カウンセリング心理学(10)カウンセリング心理学とその隣接分野との比較 東京成徳大学名誉教授
國分 康孝
教育統計・測定入門(73)項目母数の等化の手続き 法政大学教授
服部 環
特別寄稿 将来をデザインする-三年間一貫性のある進路指導の実践 東京都新宿区立落合第二中学校教諭
山越三千輝
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