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月刊誌 指導と評価

2017年 1月号
  1. 2017年 1月号  Vol.63-1  No.745  定価:450円
特集
  • 全国学力調査
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    全国学力調査の目的、成果、課題
    静岡県立袋井高等学校教諭  鈴木 秀幸

    ★全国学力調査の目的は学習指導の改善を目的とするが、学力低下批判やPISAショックが導入を促した面もある。
    ★問題は工夫されているが、ペーパーテスト固有の限界もある。
    ★都道府県単位の平均正答率の公表は、成績下位の自治体でのテスト対策を引き起こしている。平均正答率を中心とした結果の公表方法は再考されるべきである。

    全国学力調査がもたらしたもの
    東北大学教授  倉元直樹

    ★全国学力調査が高校教育、大学入試、大学教育の一体改革に悪影響を及ぼしている。小・中学校の教育は改善し、高校教育は大学入試のために旧態依然というのが答申の見方だが、それを支える証拠は全国学力調査の小・中学校への影響とPISA調査等の国別順位の向上だ。ところが、全国学力調査への対策が発覚、授業の進度が遅れるなどの影響が出ていることが分かった。「活用力」を測るとされるB問題は、実は「指示への従順さ」を測っているという専門家からの疑義もある。そうすると、学力調査対策は「従順な態度」を短期間で教え込んでいることになる。さらに、大学入試の新テストへのB問題の影響も大きい。事態は深刻で、早急な調査と実態解明が求められる。

    平成28年度全国学力調査徹底分析―小学校国語
    東京都葛飾区立清和小学校長  朴木一史

    平成28年度全国学力調査徹底分析―小学校算数
    青山学院大学教授  坪田 耕三

    平成28年度全国学力調査徹底分析―中学校国語
    宇都宮大学准教授  飯田 和明

    平成28年度全国学力調査徹底分析―中学校数学
    岩手大学教授  山崎浩二

    連載

    学校力・教師力アップセミナー(9)保護者や地域と連携する 富山県公立学校スクールカウンセラー
    水上 和夫
    QUを活用した学級づくりと個別支援(10)二度目のQUの結果を活用する 奈良教育大学大学院准教授
    粕谷 貴志
    特別支援教育のこれから(10)自閉症スペクトラムの特徴とその対応 東京都自閉症協会副理事長
    尾崎ミオ
    教育評価のこれから(10)教育目標の明確化による授業改善 京都教育大学准教授
    徳永俊太
    感度を高める言葉の教育(34)主述関係が重視されるわけ 国立国語研究所日本語教育・情報センター教授
    石黒 圭
    教えて考えさせる授業(5)小学校の実践事例ヽ惺擦阿襪澆亮菫 大阪府貝塚市立東小学校長
    深井利恵子
    コンピテンシー・ベイスの授業づくり(6)英語科のコンテンツ、コンテクスト、コンピテンシー 上智大学教授
    池田 真
    小中学校国語の「書くこと」(10)中年生 鑑賞文を書く レオナルドダビンチの絵画で鑑賞文を書こう「光村図書国語2『君は「最後の晩餐」を知っているか』発展学習 お茶の水女子大学附属中学校教諭
    戸谷順子
    先人に学ぶ「数学的考え方」(8)筑波大学附属学校教育局編『リーダー教育−日本の将来を担う子どもを育てる−』より 辰野千壽先生 講演と座談会 青山学院大学教授
    坪田 耕三
    アクティブ・ラーニングで社会科の授業を変える(6)中学校社会科 公民的分野「主体的・対話的で深い学び」の実現のための授業改善 元横浜市立中学校副校長
    三藤あさみ
    アクティブ・ラーニングで子どもの探究心や科学的思考力、表現力を育てる中学校の理科(9)環境学習における課題探究「江川地区フィールドワーク」 千葉県野田市立福田中学校教諭
    柳 勝也
    新しい教育評価の動向(49)D・クーン、S・パーサル「科学とメタ認知」科学的な思考の発達の原点 静岡県立袋井高等学校教諭
    鈴木 秀幸
    教育統計・測定入門(55)潜在変数の因果関係に関する分析 法政大学教授
    服部 環
    巻頭言/教育評価と教育カウンセリングを教員養成課程の必修に 日本教育評価研究会会長・「指導と評価」編集代表
    石田恒好