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2014年 1月号|指導と評価|図書文化
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月刊誌 指導と評価

2014年 1月号
  1. 2014年 1月号  Vol.60-1 No.709  定価:450円
特集
  • グローバル化時代に求められる学力とその評価
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  • 特集

    グローバル化時代の学力とその評価
    京都大学大学院准教授  石井英真

    ★現代社会は学校教育に対して、知識を習得するだけでなく、他者と協働しながら「正解のない問題」に対応する力や、生涯にわたって学び続ける力など、高度な知的・社会的能力の育成を求めている。
    ★そうした知的・社会的能力は、学習者の実力が試される、思考しコミュニケーションする必然性のある文脈において、「真正の学習」に取り組む中でこそ育てられる。
    ★教科指導においては「使える」レベルの学力・学習を意識することが必要である。そして、カリキュラムレベルで教科内容とは別に教科固有・教科横断的な知的・社会的能力を明確化するとともに、パフォーマンス評価を用いてそれらを長期的に指導し評価していくことが有効である。

    イギリスでの学力評価の歴史と現状
    静岡県立袋井高等学校教諭  鈴木 秀幸

    ★英国では、知能テストから派生した学力評価方法から、パフォーマンス評価の導入へと変わりつつある。
    ★APUはパフォーマンス評価を導入した初めての全国調査であり、GCSE試験でのコースワークはパフォーマンス評価を資格試験に導入した。
    ★学力評価の結果を公表して、学校間の優劣を示す目的で用いられることにより、指導の在り方が変わったり、ときには学力評価のボイコットまで生じている。

    国語の学力評価−イギリスとわが国との比較
    静岡県立袋井高等学校教諭  鈴木 秀幸

    ★わが国は国語の学力を、個別の要素(単語、節、パラグラフなど)に分解して評価しているのに対して。英国ではこれらの個別の要素が統合された、一定のまとまった文章として評価しようとしている。
    ★国際化が進み、異文化を背景とする人たちと交流していく二一世紀には、目的や相手に応じて、多様な文章や長い文章を読む能力や、多様な文章を書いたり話したりする能力が必要であり、その評価の観点や採点基準を研究し明確にしていく必要がある。

    PISAで測れるもの、測れないもの
    静岡大学教授  長崎 栄三

    ★PISAは、2000年に初めて行われ、その後3年毎に行われている。調査対象は義務教育終了時の15歳児であり、我が国では高校1年生である。調査項目は、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーである。PISAの特徴としては、経済のための教育データなどがあげられる。我が国は理数の得点は高いが理数学習の意義に関する意識は低い。
    ★PISAは3つのキー・コンピテンシーの中の相互作用的に道具を用いることに関連しており、21世紀になり強調されはじめている協働的にコミュニケーションをしながら学ぶという能力は、測定対象となっていないようである。

    英語力の検定
    静岡産業大学教授  法月 健

    ★英検は、七段階の習熟度(級)別に達成度を合否判定し、正答・素点に基づく指標・問題が公開されているテストである
    ★TOEIC®テストは、リスニングとリーディング部門で構成され、ビジネスを題材にした問題が多い。SWテスト等との併用の効果が期待される。
    ★TOEFLは英語を媒体とする大学で英語を理解して、使用する能力を測定する。四技能を包括的に測定し、技能統合型の問題もある。
    ★IELTSは英語圏への留学、研修、移住を希望している人に実施されている。四技能を幅広く測定し、質問様式は多岐にわたる。

    国際バカロレア(IB)
    加藤学園暁秀高等学校中学校バイリンガルコースディレクター    ウェンドフェルト延子 

    ★国際バカロレアとは何か。その理念、グローバル化が進む世界で注目され高く評価される理由、プログラム内容、評価方法、質の保証、大学入学選抜での活用のされ方という6つの観点から論じる。


    連載

    特別支援教育のさらなる充実を求めて(9)逗子市における個別支援計画の作成と活用 神奈川県逗子市教育研究所主任
    石澤方理
    学級づくりと特別活動(9)学級を開いて、保護者・地域とのよりよい関係を築く 北九州市教育委員会指導第一課長
    大庭正美
    わたしたちの学校づくり(8)地域とともに歩む学校づくりの推進〜地域の教育資源や人材を生かした学びの充実、および地域に貢献できる福中生の育成 北九州市教育委員会指導第一課長
    大庭正美
    小中学校国語の授業づくり(10)中学校「書くこと」−「評価→指導」のサイクルを指導過程にできるだけ多く組み込もう 二年生「類義のオノマトペを説明しよう」 冨山大学附属中学校教諭
    萩中 奈穂美
    小中学校外国語教育のあり方(10)中学校3年英語の授業の実際 千葉市立花園中学校教諭
    大鐘 雅勝
    どうする?小学校図画工作の授業(5)立体の指導 京都市立西京極西小学校長
    中下美華
    教材で子どもが輝く小学校社会科の授業(10)上越市高田の雁木通りから何が見えるか?雪国の生活の工夫と近代化が垣間見える 東北福祉大学特任教授
    有田 和正
    小学校算数の発展・応用を学ぶ授業をつくる(17)4年 青山学院大学教授
    坪田 耕三
    小学校理科の授業づくり(22)3年A(1)「物と重さ」 文部科学省教科調査官
    村山哲哉
    教育測定・統計入門(22)分散分析と事後処理を実行する関数 法政大学教授
    服部 環
    学校の法律問題(10)持久走大会と学校の救護体制 日本女子大学教授
    坂田 仰
    だんわしつ/人とのつながり 看護師
    佐藤 礼 
    ひとりごと/嬉しがらせて 泣かせて消えた 元公立中学校教諭
    吉冨 久人