【9月上旬発売】文化芸術を通して生きる力を育てるために
子どもが生き生きと学ぶ音楽科を実現するために,本当にすべきこと
・音楽科で「指導と評価の一体化」を実現するために,授業をどう設計し,子どもの姿をどう見取り,評価するか。
・学校で育てたい音楽の思考力とはそもそも何か。
・子どもの学びたい衝動を支えるために,「音楽的思考」をどのように発揮させるか。
目次
はじめに 音楽科の役割第1章 音楽的思考とは何か
1 これからの音楽科で育成すべき資質・能力「音楽的思考」
2 音楽的思考を育む学習過程
第2章 音楽的思考の育成を軸とした資質・能力スタンダード
1 音楽的思考の育成を軸とした資質・能力スタンダード
2 音楽科における学習評価の問題点
3 資質・能力スタンダードの活用による学習評価の可能性と課題
第3章 音楽的思考を育てる授業デザイン
1 音楽的思考の発揮を促す授業デザインの視点
2 音楽的思考を育てる単元構成の枠組み
3 音楽的思考を育てる授業デザインの視点
4 資質・能力スタンダードを活用した評価計画
第4章 音楽的思考をどう育てるか——実践事例にみる音楽的思考のはたらき
≪実践事例≫
1 小学校歌唱《ゆかいに歩けば》の単元にみる【発想】と【手段と結果の関係づけ】のはたらき
2 小学校鑑賞《春の海》の単元にみる【構想】と【価値づけ】のはたらき
3 中学校鑑賞《魔王》の単元にみる【構想】と【価値づけ】のはたらき
4 高等学校歌唱《箱根八里》の単元にみる【知覚・感受】と【発想】のはたらき
≪評価規準例≫
1 小学校音楽づくり「おまつりの音楽」
2 小学校器楽《茶色のこびん》
3 小学校歌唱《ふるさと》
4 中学校創作「都節音階による旋律づくり」
5 高等学校器楽《スタンド・バイ・ミー》
解説[特別寄稿] 石井英真・京都大学大学院准教授
「資質・能力スタンダード」と音楽的思考が「見える」ということ
おわりに
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